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2024/04/29

PXG その5

PXGとの代理店契約も無事完了し、早速試打用のクラブと私個人用のクラブを仕入れました。私のクラブの組み立ては、クラフトマンの練習も兼ねてとりあえず私が持っている古いクラブのシャフトを使って組み立てる事にしました。と言うのは、新しいヘッドとシャフトの組み立ては、シャフトを差し込んで接着するだけなので、技術的にはさほど難しくはないのですが、既存のクラブからシャフトを抜く作業は、より経験が求められる作業なので、なるべくシャフトを抜く練習の機会をうちのクラフトマンに与えられたらと思ったからです。お客様のクラブの抜き差しには失敗が許されませんが、私のクラブで有れば、多少失敗しても構わないので、クラフトマンの練習には持ってこいです。

さて、PXGのクラブに代えて私のゴルフはどうなったか? 結論から言うと「大正解」でした。

まず、なんと言って一番の収穫は、フェアウェイウッドとハイブリッドです。ディープフェイスなのに楽に球が上がり、大きなミスショットも出なくなりました。PXGに代えてからは160ヤード以上からでもハイブリッドとフェアウェイウッドでしばしばグリーに乗る様になりました。以前は苦手だったクラブが今や得意クラブとなり、PXG様々です。

ドライバーも調子の良いフェアウェイウッドと同じイメージで振る様にしてから、ビシバシ当たる様になりました。飛距離は以前使っていたゼクシオと同じぐらいですが、方向性が格段に良くなりました。まれに振り遅れて右に行くミスが出ますが、左へのミスがまず出ないので、振り遅れない事だけを意識して打つと、多少曲がっても、ある程度の許容範囲に収まる様になってきました。また、左へ引掛ける心配がないので、しっかり頭を残して振り切る事が出来る様になり、フィニッシュもキレイに取れる様になりました。クラブとの相乗効果でスウィング自体も良くなった様な気がします。
 アイアンも、大きなミスが少なくなりました。アイアンは総飛距離よりもキャリーの距離を重視して飛び系アイアンではない317Tを選んだ訳ですが、このチョイスで良かったと思います。ソールは厚くなく、ハイバウンスなので、ダウンブローで捕まえやすくなっています。アイアンはハンドファーストでダウンブローを心がけている私にはピッタリです。と言うか、このクラブでちゃんとヒットするにはハンドファーストでダウンブローに打たなければならないので、このアイアンを打っているうちに、これまたスウィングが良くなった様な気がします。

と言う事で良いこと尽くめのPXGへの変更です。お陰様で、年初からボロボロだったスコアも最近はまた80台で回れるようになってきました。勿論冬場のゴルフは難しいと言うのが1~2月の絶不調の一因である事に間違いありませんが、気候も暖かくなり始めた頃にPXGのクラブに代えて一気に絶不調から抜け出せたので、PXGに代えた効果も大きいと思います。

何はともあれ、これから売り出そうと思っているクラブが、お客様に自信をもってお勧めできるクラブで本当に良かったと思います。

 PXGのフィッティングは現在、ホームページから予約が出来る様にホームページを改修中です。改修が終わり次第、SNSなどで広告を出して本格的に開始しようと思っています。

 ちょっと話はそれますが、私はSNSの広告はMetaFacebookInstagram)に出しています。Metaの広告は(他のSNSも同様だと思いますが)配信のターゲット層を住所、年齢、性別、趣味等で細かく絞れるので11万円程度の予算でも狙った顧客層に充分リーチできます。直近に出した「ゴルフスクール入会 スプリングキャンペーン」の広告では11万円の予算で、5日間で46,678人にリーチして、302人の方にクリックして頂きました。クリック単価は166円で、競争の厳しいゴルフレッスンの広告にしては、まあまあの結果です。

そんな訳でMetaの広告についてはある程度知っていますが、知っているだけに理解が出来ないのが、今話題になっている、前澤友作氏や、森本卓郎氏に成りすまして出されている投資詐欺の広告です。Metaに広告を出す時は、必ず審査されます。広告を作成して公開すると、数時間ぐらいは「審査中」の状態となります。広告が承認されると「広告が承認されました」というメールがMetaから届き、これで初めて広告が配信されます。もちろん当練習場の広告は変なものではないので今まで審査で弾かれた事は有りませんが、何故なりすましの広告が審査で引っかからないのでしょうか?こんな誰が見ても、サギだとわかるような広告が通ってしまう審査って、どんな審査なのか?殆どノーチェックに等しいですよね? 今度うちでも「大島ゴルフスクールに通ってゴルフの腕が一段と上がりました」とキムタクに語ってもらう「なりすまし広告」を作って、審査に通るかどうか出してみますか?()

さて、話をPXGに戻しますが、PXGのお客様第1号が本日(4/27)、クラブを取りに来ました。お客様と言ってもまだ宣伝を始めていないので、第1号は私が直接声をかけた私の甥です。

先日アイアンを試打しに来て、GEN6311Pに決めました。311Pは私の317Tよりロフトも立っていて若干飛び系のクラブです。私が311Pを試打した時は球が充分上がらず、ランも多く出ていたので、フィッターの方からは311Pよりも少しロフトの寝た317Tを勧められ、私はそれで317Tにしましたが、甥はヘッドスピードがあるので、311Pでも球が充分高く上がり、キャリーが7番で165ヤードほど出ました。ランも10ヤード程度に収まっており、理想的なアイアンの弾道です。因みに、甥はこんな凄いアイアンを打っていて、100はたまにしか切れないっていうのですから、ゴルフは奥が深いですね。

組みあがったクラブを一通り打ってもらい、バランスを調整しました。PXGのクラブはアイアンにも交換可能なウェイトが付いているので、このウェイトを代えてバランスを調整します。甥のクラブはピッチングはD2、それ以外はD1で揃えましたが、これでバランスもバッチリ。無事、第1号のお客様への引き渡し完了です。