前回は、「ゴルフって言うのは身体に悪いと言う前提で、それではどうしたら、身体が痛くならないで、長くゴルフを続けられるか?と言うのを最近良く考えています。」というお話をしましたが、それではどんなことを考えているかについて、今回お話しさせて頂こうと思います。
前回もお話ししましたが、私の様なシニアゴルファーにとって、「健康で、身体の痛みを感じずに一日でも長くゴルフをプレーする」、つまりゴルフ寿命を一日でも長くする、というのは一つの大きなテーマです。私も自分自身のゴルフ寿命を延ばすことはもとより、ゴルフ業界に携る一員として、シニアゴルファーのゴルフ寿命を延ばす為に何かお役に立てることはないかと、最近良く考えています。
ゴルフを長く続けるには、前提条件として「ある程度の金銭的余裕」と「ゴルフにかける事ができる時間」と「健康な身体」と、そして最後に三番目の「健康な身体」と少し被りますが「フルスィングしてもどこも痛くない身体」の四つが揃っていなければなりません。最初の三つ、つまり「お金」と「時間」と「健康な身体」に関しては、各プレーヤーがご自身で管理して頂かなければならない事なので、我々ゴルフ練習場がお役に立てる事はあまりありませんが、「フルスウィングしてもどこも痛くない身体」については、ゴルフ練習場として充分サポートできると思っています。
どの様にサポートできるかと言うと、具体的にはシニアゴルファーにターゲットを絞ったゴルフアカデミーの設立です。名称は、そうですね「ペイン・フリー・ゴルフ・アカデミー」なんて言うのはどうでしょうか?ペイン・フリー・ゴルフ(pain free golf)って言うのは「痛みのないゴルフ」と言う意味です。カフェイン・フリー・コーヒー(カェインが全く入っていないコーヒ)のフリーと同じ意味です。
ペイン・フリー・ゴルフ・アカデミーでは、「シニアゴルファーのゴルフ寿命を一日でも長く!」をテーマとした統合的サービスを提供します。具体的には、
l 身体に対して負担の少ないスウィングを教えるレッスンを提供
l トレーニングジムを併設し、専門トレーナーによる、スィングにより起こりうるケガを予防するためのトレーニングを提供
l 足に負担の少ないゴルフシューズやリカバリーウェアなどのゴルフ関連健康グッズの販売
と言ったサービスを提供して行けたらと思っています。シニアをターゲットとした健康ゴルフビジネス。これってビジネスとしても結構需要があるのではないかと思いますが、皆さんどう思われますか?
サービスの内容をもう少し詳しく説明します。まず、最初の「身体に対して負担の少ないスウィング」ですが、Youtubeでこれを調べると、結構色々な動画が出てきます。私が以前紹介した、シングル・プレーン・ゴルフ・アカデミーのトッド・グレーブスのこの動画(https://www.youtube.com/watch?v=dgaBj5uh5jc)もその一つですが、彼はシングル・プレーン・ゴルフ・スウィングは腰に負担の掛からないスウィングで、プレーヤーを腰痛から守ってくれると言っています。もちろんこれは、一つのスウィング理論であって、色んなインストラクターが色んな事を言っていますが、どの動画にも共通する事は、「ゴルフを競技スポーツとして行っているアスリートゴルファーのスウィングと60歳を超えたシニアゴルファーのスウィングは全く違ってしかるべし」、と言う点です。
近年流行りの「地面反力」を使ったスウィングは、飛距離アップには効果的ですが、腰への負担が非常に大きいスウィングです。アイアンでプロみたいな大きなターフが取れるようなダウンブローでスピンの効いた高いアイアンショットが打てますが、は手首への負担が大きいです。松山選手の様な、頭を残したままの大きなフォローは、ヘッドアップしがちなアマチュアが憧れるスウィングですが、首への負担が大きいです。カッコよいプロの理想的なスウィングはトップアスリートだから出来るので有って、普通の人、まして60歳以上のシニアがマネしたら必ずどこかをケガします。ペイン・フリー・ゴルフアカデミーではシニアのための身体に負担の掛からないスウィング理論を確立し、その理論に基づいたレッスンを提供していきたいと思います。
次に、「ケガを防止する為のトレーニングの提供」です。私は、もう30年位同じ整体の先生の所に月1回の頻度で通っていますが、その先生は常に「筋肉を柔らかくする事」と「関節を緩める事」が重要だと仰っています。下手な筋トレをすると筋肉が硬くなって可動域が狭くなり、むしろケガをしやすくなるそうです。筋トレをするにしても、正しい指導で鍛えるべき筋肉をバランスよく鍛える事が必要です。
ケガ防止の為のトレーニングとして最近興味を持っているのが、世界のイチローや50歳まで現役を続けた元中日の山本昌がやっていた初動負荷トレーニング(B.M.L.T.)です。初動負荷トレーニングというのは専用のトレーニングマシン(B.M.L.T.カムマシン)を使って行うトレーニングで、動作の初期に負荷をかけ、その後減少させることで、可動域拡大、柔軟性と強さの向上、疲労回復、故障の改善などに高い効果を発揮するそうです。シニアのケガ防止の為のトレーニングとしてはピッタリの様な気がします。ワールドウィングというジムでこのトレーニングをする事ができます。近いうちに体験会に行ってこようと思っています。
最後に、「ゴルフ健康関連グッズの販売」ですが、例えば先の「初動負荷理論」を具現化したビモロシューズと言うのがあります。ソールに貼られた3本のバーが足に加わる衝撃の方向性や大きさを変える事で関節や筋のアンバランスを解消し、関節を本来の動きに導いて、脚の筋肉の緊張を緩めてくれるそうです。イチローの現役時代のスパイクはビモロシューズでした。ビモロシューズのゴルフシューズ版も有あります。
シニア専用のゴルフ・アカデミーの設立には時間もお金もかかりますが、ゴルフ・シューズなどのゴルフグッズの販売は今すぐにでも出来る事なので、先ずはビモロ・シューズの代理店になって、シューズの販売から始めてみようかと思っています。